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2016年2月22日

家庭での歯みがき介護 うち の いまの場合

私の母は96歳5ヶ月です。


今までに骨折を3回していて、歩行や動きがかなり落ちてしまいました。

それでもまだ杖歩行でなんとか頑張って、週6日デイサービスに通っています。

一番の問題は 認知機能が腰椎を骨折しての入院以降急速に落ちていることなのですが、それでも最近は毎日ニコニコ笑顔で過ごしてくれるので、何より救われます。

歯の状態としては 臼歯部にインプラントが7本入っており、自前の歯と合わせると臼歯部14本、それが噛みあう相手を持っており、すれ違い咬合になっていません。これは大変な強みです。

上の前歯の部分のブリッジは下の前歯の突き上げにあって すでにあえなく崩壊してしまい、技工士の山本さんが金属床義歯を工夫して作ってくださって入歯になっていますすが 食事中に外れることも全く無くて かれこれ10年快適に過ごしてきています。これは義歯づくりの腕の旨さもさることながら、奥歯が咬合をキープしてくれていればこそで、インプラントを入れておいて良かったとおもいます。

認知機能に問題が出てからは食事は私が調理しているのですが、食欲はしっかりとあり、普通の食事形態で全く問題はなく おいしかった!と過ごしています。

食欲があり、肉でも野菜でもしっかり食べることができる、それが多分母の元気のもとではないかと思います。


私は母の教えを守り食後の歯磨きをしてきました。
それが幸いしたのか今まで67年間虫歯にかかったこともなく28本健全歯で経過してきているのですが、その、かつて私に歯みがきを教えてくれた人が まさか! 事もあろうに自分自信の歯磨きをしていないとは思いも寄らず、気が付いた時にはほんとうに愕然としました。本人にとっては入歯を洗うのが歯みがきであって、しっかり存在する自前・インプラント取り合わせての計14本については 全くの無視。歯はないからとすましているのです。

腰が抜けそうなほどびっくりすると同時に、認知機能の低下とはこういうことなのだと 改めて 自分の迂闊さに焦りました。

幸いインプラント周囲炎にもならず経過しているのでホッとしたのですが、朝夕母を洗面台の前に立たせて一緒に、というか 私が母の歯みがきをするのが日課になっています。そういえば子どもたちの歯みがきも昔したなー、孫達の歯みがきは大丈夫だろうか?そんなことを思いながら。

今は 横から覗き込んで ルシェロのOP10とワンタフトのP-cure、歯間ブラシを順繰りに使い、コンクールIPを付けて清掃しています。コンクールIPはインプラント用に作られたものでフッ素が入っておらず安心とのことです。私は発泡剤が入っていないため使いやすい点と薬効に期待して使っていますです。少しでも痛がらせると拒否になりますから、歯間ブラシの挿入方向は気をつけています。最後にリステリンのナチュラルケアの原液で洗口してもらってから、洗浄した義歯を入れてもらって終了です。時間は計っていませんが、全てがスローな動きもあり、促して歯みがきへ導入するまでから終わるまではスムーズに行っても15分はかかると思います。

寝たきりになった時にはどうするかは、またその段階になってしまった時に工夫するとして、今の状態はこのようなことです。

それと補足になりますが、インプラント周囲炎を起こさなかったインプラント上部いついては、山本技工士のおかげです。常々思うのですが、立ち上げの形態のつくりかたに独自の観察と工夫があって、それが歯肉との生理的な適合を生んでいるのです。CAD/CAMがこれからますます進むのでしょうが、それを採用せずにいるのは、かれのその職人としての腕を信頼しているからなのです。


その点の工夫については、後日また書きます。

ごとう歯科
http://www.gotoh-dc.com/

院長 後藤かをる

副院長 後藤千里