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2016年8月 3日

顎関節症・咬み合わせの治療について


顎の痛みや、顎がスムーズに動かず口が開けづらい、顎がガクガクする、等の症状がある病態を顎関節症と言います。
顎関節症は歯の咬み合わせと密接に関係があります。

咬み合わせに問題があると、顎の位置が正常な位置からズレ、顎関節、関節円板や靭帯、顎を動かす筋肉、など周囲の組織にダメージを与え、痛みや顎の運動障害となって現れます。


顎関節症の検査

当院での検査内容
 ・顔貌写真撮影
 ・口腔内写真撮影
 ・咬み合せの模型診査(フェイスボウトランスファー)
 ・セファロレントゲン写真分析(咬み合わせと骨格を分析)
 ・歯ぎしり検査(ブラックスチェッカー)
 ・顎運動機能検査


上記の各種検査を行い、顎関節症状がどのような原因で起こっているかを診断し、この診断に基づいて治療を行っていきます。
咬合検査1.jpg
咬合検査2.jpg


特に、顎運動機能検査(CADIAX)を行うことによって、顎関節の動きや顆路測定、安定した顎運動が行える顎関節の正しい位置を診断できるので、顎関節症には非常に有用な検査です。
スライド22.jpg
スライド23.jpg


記録された波形は次のように表示されます。

スライド24.jpg
スライド26.jpg


精密な検査データ

スライド27.jpg
スライド28.jpg

顎関節症の治療について
 治療用スプリント

これらの検査結果をもとに、治療用スプリント(下顎の歯に装着するマウスピース)を作成します。

スプリント.jpg
このスプリントの目的は、顎の位置を正常な位置に補正して、顎関節と周囲の筋肉や靭帯組織の緊張を緩和し、顎運動をスムーズに行えるようにすることで顎関節症状を改善することです。

装着時間は基本的には夜間就寝時ですが、可能なら食事以外の日中も装着していただくと効果が出やすくなります。
装着期間は2週間〜1ヵ月程度です。

このスプリントは長期間使用し続けると咬み合わせが変わってしまう恐れがあるため、あくまでも症状が緩和されることを確認するための短期使用スプリントです。長期に渡り使用し続けると開咬(オープンバイトとも呼ばれます)という咬み合わせになってしまうことがあります。


 スプリントで症状が改善されたら

顎の位置をスプリントで補正することによって症状が改善されたということは、その正しい顎の位置で咬み合わせを再構成する必要があります。

咬み合わせを再構成する、とは多くの場合矯正治療が必要になります。

矯正治療によって顎の位置を少しずつ正しい位置に誘導し、筋肉・靭帯などの周囲組織を少しずつ適応させていく(慣れさせていく)ことが必要だからです。これは顎関節症を根本的に治療するということになります。

これを歯の被せ物だけで何とかしようとするには限界があることが多いです。
(場合によっては可能なこともありますが。)
歯の被せ物だけで顎の位置を修正すると、矯正のように少しずつ慣れさせるのではなく、突然顎の位置が変化するので、顎関節、筋肉や靭帯が適応できないからです。


矯正治療は無理、という場合には対症療法としてスプリントを装着することになります。
前述のように、長期継続使用は咬み合わせを変えてしまう恐れがあるため出来ないので、症状が強く出た時のみ短期使用し、改善されたら装着をやめる、というような使用法を繰り返すかたちになり、根本的な顎関節症の改善とはならず、症状をとりあえずしのぐための対症療法となります。

費用について
 この検査法および治療法は特殊検査機器等を用いますので自費診療となります(金額は税別)。
 
 咬合精密検査 ¥50,000
 スプリント  ¥50,000
 矯正治療   ¥800,000



後藤千里.jpg 副院長 後藤千里
ごとう歯科 092−672−6258
医院公式ウェブサイト


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院長 後藤かをる

副院長 後藤千里