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2016年11月28日

小学校の歯みがき指導のこと

 年末が近づくこの時期になると恒例になっている行事の一つに
校医をしている小学校の 6年生を対象にした歯の出張授業があります。
視聴覚室で パワーポイントで作った画像を見てもらいながら 
「自分のお口と歯の健康は 自分で守ろう」  というタイトルで一時間お話をします。
12月になると更に染め出しをしての歯磨き実習を各クラスごとに行います。

毎年歯科健診を行い感じるのは、 
学年が上がるにつれ親御さんの関心が他へ向かうのか
あるいは本人の主体性(?)を確信しておられるのか、
基本的なことだと思える歯磨きがまずできていないことです。

実際のところ大人でも歯磨きが立派にできている方は、多分そう多くはないと思います。
患者さんを診ていても、痛みや歯周病についての不安などのマイナス経験をとおして、
ようやく歯磨きをする意味が理解でき、やる気が起きて,初めて真剣に取り組み始められます。
それでも、定期検診の間隔を少し長く設定すると、モチベーションが下がってしまうのか、あれあれ?ということもあります。
成人でもそうなのですから、まして児童については もっともっと働きかけが必要だと思います。
そうしないと子供たちの口の中の 歯みがき無法状態 は変わらないでしょう。

学校側の配慮としては 静かに話が聞けて理解できるという点で 6年生を選択され、またそれ以上はカリキュラムとして無理なようなのですが、
できればもっと低学年からアプローチできたらと思っています。

健診をしていて やはりそうか と胸にぐっときて悲しくなることがあります。
学年に必ず何人かは尻込みする児童がいて、その子たちの口の中はみてみると必ず虫歯がひどい。
さぞつらくて引け目になっているだろうと思うとかわいそうでならない。
家庭の環境とかいろいろな要素も入ってくるので単純なことではないのだけれど、
保健指導の先生と協力して、何とか少しづつ前進できないかと考えています。


 

ごとう歯科
http://www.gotoh-dc.com/

院長 後藤かをる

副院長 後藤千里